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田中幹保監督を応援して語ろう

1 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 19:35
モントリオール、チラッと見たけど準決勝、日本VSポーランド
審判の微妙な判定が無ければ勝っていたかもしれなかった
そうすれば金か銀
以来悲運のエースと呼ばれ
モスクワを逃し(結果は不参加)
ロスはドーピング疑惑(本人はセーフだったが下村選手とコーチが処罰)
 チームは予選落ち
86世界選手権、河合・熊田選手と全日本として最後の参加で10位
以後プレイングマネージャーとして新日鉄を何度も優勝させるもイマイチ賞賛の声が少ない。
果たして大古・寺廻全日本を超えられるのか、アテネ五輪に出場できるのか。
がんばれ田中監督、負けるな田中監督

2 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 20:30
ミッキー、山本を甘やかしすぎだ。

3 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 21:04
バボチャンネルはじまるよ!
見れる人は見よう。

4 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 21:07
うえーんスカパ入ってない。

5 :名無し@チャチャチャ :2001/06/20(水) 21:11
>>2
初の2mサウスポーだろ?大切にしないと。

6 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:11
>>5
ミッキーと山本の関係見てると、
寺廻とノブコフを見ているようで(鬱

監督があまり一人に肩入れし過ぎると、チームにとっては良くない。

7 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:18
>>6
んなこたあない。育てることを最初から放棄してはいかん。
やらないで後悔するよりか、やって後悔したほうが良い。
ノブコフはニッテツ行っときゃね。山本はどうかな?

8 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:22
山本と岸本が松下に同居することになったら
どっちか潰れるに7ガイチ。

9 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:26
一人に肩入れは確かに良くない。
他の若手がヤル気無くす恐れアリ。

10 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:30
>>6
そうだね.ノブコフ藤田コーチが叱ってたものな。
最近松下の選手あまり全日本で活躍しないもんな.
でも岸本の方をもっと期待してる気がするけど

11 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:42
ポルトガルには勝ってたけどこのままマターリしてたら森田監督になっちゃうよ

12 :名無し@チャチャチャ:2001/06/20(水) 23:51
>>11
それだけは勘弁(涙)
そんな事になったら、日本は本当におしまいだ。

13 :名無し@チャチャチャ:2001/06/21(木) 00:04
今のままなら世界選手権に出れない、あるいは史上最低の?位になったらミュンヘンのメダリストに監督交代でしょう。
そのために正式には監督代行なんじゃないの?

14 :名無し@チャチャチャ:2001/06/21(木) 01:06
熊倉あげまん?

15 :名無し@チャチャチャ:2001/06/21(木) 01:12
>14
自分のとこはハイブだけどね(ワラ

16 :名無し@チャチャチャ:2001/06/21(木) 18:49
自分のあそこはバイブだけどね(ララ

17 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 03:10
>>12
でも、森田は実行力あるよ

18 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 21:27
田中監督?地味過ぎない
森田監督?大学の先生じゃ企業が納得しないんじゃない

19 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 21:28
>>18は誰が適任だと?

20 :18:2001/06/22(金) 22:39
>>19
思いきってパルシン監督
大古総監督もいいんじゃない?
監督より選手の環境や自覚という話があるけど

21 :村井:2001/06/22(金) 22:42
パルシン君には、是非全日本女子の監督を頼みたい。

22 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 22:45
19じゃないけど
大古みたいな戦犯がいいといってる時点でダメ>>18

23 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 22:51
確かにモリータとオオコでなぜオオコの方がいいのかっていうことに
あまり説得力はないな。
むしろどの企業にも属してないからいいんじゃないのか?

24 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 22:52
何かスレ違ってるよ、日ミョーにだけど(藁>>21

25 :名無し@チャチャチャ :2001/06/22(金) 23:03
>>22
大古監督ならアトランタ行けたんじゃない?
きつい体力トレーニングや大人扱いされない事に不満な選手に任せて失敗したんじゃないの?
勿論やるのは選手だから選手の支持も大切だけど.
だから総監督で実際の指揮は監督。田中監督も大部分が納得してるけど
どうもワールドリーグやユーゴ選手のコメント見るともっと大胆(若手・外国人)な監督でもいいと思うけど

26 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:15
真面目な話、大古とミッキーじゃ、根本から
考え方が違うから無理。森田が限界だろ。
それから、寺廻の駄目さとミッキーを混同してるんでは?

27 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:45
オオコとパルチンも全然違うと思われ

28 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:47
ミッキーは確かに地味だが、
派手ならいいってもんでもないだろ。
この業界で一番派手なのは、名誉顧問から
復活したあのおっさんだし。

29 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:55
大古は選抜基準が正確の好き嫌いに偏りすぎる。もちろん長所も大きいが
短所も相当なもんだ。
ところで、何で森田がダメで大古はOKなんだ?>>25

30 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:56
ミッキー応援スレなのに、ミッキー引きずりおろしスレに
なっとるどー。

31 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:57
いや、おろしてないって、大丈夫。少なくとも俺は。
まだわかんねえよ、今の段階じゃ。おろすも何も。

32 :名無し@チャチャチャ:2001/06/22(金) 23:58
紳士だね

33 :名無し@チャチャチャ:2001/06/23(土) 00:00
誰が?>>32
真っ平らが?

34 :名無し@チャチャチャ:2001/06/23(土) 00:03
>>33
ミッキー

35 :田中ミッキー:2001/07/18(水) 21:04
 NEO VOLLEYBALL〜21世紀の潮流を探る[アメリカ・イタリアに学ぶ]
 田中幹保

1,頂点を極めたアメリカバレーの秘密
 豊富なキャリアを持つ著者が現役(監督兼任)を退いたのは1993年春。常に頭にこびりついていた「はたしてこのバレーボールで世界に通用するのか」という疑問は結論を見いだせないままだった。「世界の一流が生まれる現場をこの目で見なければならない」という思いはますます募った。そんな著者にJOCの海外派遣コーチのチャンスが巡ってきた。著者は多くの困難を覚悟して渡米する。アメリカ留学の次はイタリアへ。この新旧二大勢力が21世紀のバレーボールの潮流に大きな影響を与えることはほぼまちがいない。この2カ国で著者はいったい何を見、何を学んだか。自分の目で見、自分の頭で考え、肌で感じた貴重なレポート。


 昨年の11月1日、イタリアに到着してすでに3力月がたった。ホテルの窓から見える景色はすっかり冬景色になっている。ここ(ミラノ)に旅装をといた当時は、まだ秋の気配が残っていたものだ。月日がたつのは早い。平成4年の9月に日本をたち、アメリカに渡っておよそ1年間の研修、そして今、イタリアにいる。ここでの予定も約1年間である。

36 :田中ミッキー:2001/07/18(水) 21:05
 1993年の黒鷲旗全日本選手権終了後、19年間の現役生活に終止符を打ち、総監督の立場になってチームを見るようになったが、いったんとぎれた緊張感は戻らず、どうにも心の透き間が埋まらなかった。そんなとき、中村(祐造)新日鐵副部長からJ0C(日本オリンピック委員会)の在外研修を勧められた。家族の問題を命め多くの障害があったが、やるのは今しがないと思って決断した。
 このチャンスが、監督時代からいつも頭を離れなかった疑問−「どうすれば日本のバレーボールは世界に通用するのか。もっといい練習方法はないのか」−に答えを出し、欲求を満たしてくれることになるかもしれない。研修先にはアメリカ、イタリアを選んだ。ロス五輪以降、世界の主流になったアメリカバレーはどうしても外せないし、世界で最もプロリーグが盛んなイタリアには、将来の方向を示唆する材科が豊富に隠されていると考えたからだ。
 その研件期間も半分が過ぎ、後半に入った。相変わらず慌ただしい中にも、多少のゆとりが持てるようになった。研修から得たもの、感じたものを自分自身の現役、監督時代の体験に照らし合わせてレポートしていこうと思う。できるかぎり、世界の潮流になる可能性を秘めた技術を探っていこうと考えているが、広い意味でのバレーボール事情についても注意を怠らないようにしたい。そのためにテーマが錯綜することがあるかもしれないが、「今、わたしが最も知らせたいこと」ということでお許しいただきたい。

37 :田中ミッキー:2001/07/18(水) 21:06
 スタートなので前置きが長くなった。本題に入ろう。今回はアメリカのバレーボールがなぜ世界をせっけんしたのか、その理由について触れてみたい。過去にオリンピックを制した国はそれまでにはなかった新戦法を武器にして戦った、という事実は広く認識されている。東京五輪の日本女子は回転レシーブがそれだった。ミュンヘン五輪の日本男子は速攻コンビネーションバレーで金メダルに到達し、モントリオール五輪はバックアタックを駆使したポーランド、モスクワ五輪は縦のブロックを開発したソ連がそれぞれ制している。それではロス、ソウルと五輪2連覇を果たしたアメリカのそれは何だったのだろうか。
 まず二人制サーブレシーブが取り上げられなければならない。それまで5人ないし4人、最低でも3人で拾っていたサーブレシーブを2人で捨ったのだ。これは画期的だった。あの9m四方のコートをたった2人でカバーするなどということは、それまでのセオリーにはない。もちろん、サーブレシーブの確率アップが勝利への近道だということはどこの国でもわかっていたが、サーブレシーブする人間の数を減らすいうことは、確率を下げる要素にはなっても上げる要素になるとは考えてもいなかったのだ。
 すでに3人でサーブレシーブをやっていたソ連は、攻撃力アップのためにサーブレシーブの若干の危険性には目をつぶらざるをえないという発想からだったと思う。あるいはサーブレシープの苦手なプレーヤーを処理する、メンバーから外す、といった程度の処置が多くの国で行われていたにすぎなかった。
アメリカの発想はまったく逆だった。ルーツはビーチバレーだ。ご存じのようにビーチバレーは二人制、コートを2人で守りサーブレシーブしなかったほうがトスをして最終的な攻撃につなげる。動きづらいビーチでできるものが床の上でできないはずがない、という発想が導入のキッカケとなった。ビーチバレーの盛んなアメリカならばこそ生まれた新戦法だったといえる。

38 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 21:07
 この(処理する人間を減らすという)常識外れの思いつきは、カーチ・キライ、アルディス・バージンズという2人のサーブレシーブの名手の存在で骨を与えられ、肉付けされ、新鮮な血液が流れるようになっていく。このシステムはやがてアメリカバレーそのものになり、さまざまな新しい付随的な効果も生み出して、ロス五輪制覇に結び付くことになるのだが、その長所をいくつかあげてみる。
1 返球率のアップ
チームでサーブレシーブのうまい2人が処理するのだから自然と確率は高くなる。
2 お見合いをすることが少ない
お見合い(ボールを譲り合うこと)するとしたら2人の間だけで、従来のW型フォーメーション(コートにシフトする5人を線で結ぶとWの文字型になるのでそう呼ばれる)に比べると前後の関係がなくなるだけ危倹性は減少する。
3 バックアタックの多様化が容易
バックに下がった選手はいろいろなところからバックアタックが仕掛けられる。
4 他の選手は自分のプレー、次のプレーに集中Tできる
サーブレシーブは神経をすり滅らすプレーで、このプレーの失敗から調子を崩す選手も多い。特にセンタープレーヤーにとって、サーブレシーブしてから攻撃にかかるのはたいへん難しいプレーだが、それをしなくてすむので負担が軽い。

39 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 21:08
 次は短所と思われるポイントをあげる。
1 返球率の低下
長所の1と矛盾するようだが、返球率が逆に下がる危険性も高い。二人制サーブレシーブが長所となりうるための絶対条件は、キライ、バージンズ・クラスの名手が2人そろっているということである。
2 攻撃パターンの単調化
サーブレシーブした選手はなかなか速攻にかかれず、レフトまたはライトの平行、そしてその反対側からのバックアタックと単調な攻撃になってしまう。
3 2人にかかる負担が大きすぎる
精神的、肉体的にかなりの負担がかかる。
4 1人がつぶれると大幅な戦カダウン
2人に代われる選手の育成は困難である。
5 チームが小型化する
どうしても小型選手のほうがサーブレシーブがうまく、チームが小型化する傾向になりやすい。これは現在のアメリカが抱えている問題でもある。

40 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 21:09
 以上がわたしなりに分析した二人制サーブレシーブの長所と短所である。ロス五輪以降、どの国も先を争ってこの戦法を取り入れていったが、わたしが見るかぎり、ほとんどの国は戦カアップにつながっていない。何と言ってもこの戦法には抜群の名手が2人いなければ効力を発揮しない。いや逆に返球率の低下を招き、チームがばらばらに分解しかねない状態に陥るだろう(平均よりうまい程度では名手とは呼べない。このレベルに達している選手を日本で捜すと、元富士フィルムの三橋、岩島(現コーチ)。サントリーの田中ぐらいだろうか)。
 この点を多くの国(チーム)誤解し、世界一のチームがやることは何でも正しいとして模索に走ってしまったかに見える。ものまねはしょせん本物にはなりえないのだ。わたしは決して二人制サーブレシーブを否定しているわけではない。チームの戦力をよく把握したうえでベストのフォーメ−ションを作るべきだ、と言いたい。
 2人の名手はいなくても、1人の名手、または数人の名手に近い選手、あるいは平均以上の選手を擁しているチームは多いと思う。最近、富みに多用されるようになったジャピングサーブヘの対応と合わせて3人制サーブレシーブフォーメーションが注目を浴びようとしている。運動能力で劣る女子チームですでに取り入れている国(チーム)もある。この3人制に関しては、後日章を改めて分析してみたいと考えている。
 さて、アメリカの新戦法は二人制サーブレシーブだけかというとそうではない。あと二つも画期的な武器を持っていた。
 アメリカのバレー間係者の間では、キライが参加していればバルセロナ五輪(3位)で3連覇していただろうという意見が大勢だが、わたしもそう思う。過去の国が一つの新戦法でオリンピックを制しているのにアメリカは三つも用意していたのだ。3連覇は順当にいけばありえた。この大偉業を達成できなかったのはキライというコントロールタワー(あるるいは中枢動力)を失ったからにほかならない。その二つの画期的な新戦法については、次回に明らかにする。

41 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 21:29
続ききぼん

42 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 21:43
連続投稿制限に負けるな!

43 :名無し@チャチャチャ :2001/07/18(水) 22:43
急に上がってたから驚いたよ。
しかし類似スレあったよ、全日本田中内閣
http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=volley&key=983978564&ls=50
これたしか月バレにあったと思うけどこの後パイプ(バックアタック)とかリードブロックとかイタリアは明日のことを考えるのが苦手な民族とか出てきた覚えがある.
しかしアジア4カ国で最下位ですか…ジュニアなど相当弱くなってましたけど前途厳しそうですね.
その上グラチャン長嶋一茂司会とか其の方の記事が大きい。世界選手権に出れれば良いですよ。世界選手権優勝チームにオリンピック出場権を復活して欲しい.

44 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 23:17
コピペ?
自論ならいいが、コピペならやめとけ。

45 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 23:35
>>44
なんで?

46 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 23:42
著作権に抵触するから>>45

47 :名無し@チャチャチャ:2001/07/18(水) 23:43
ざっと見ると、このスレ真っ黒だよw

48 :田中ミッキー:2001/07/21(土) 00:01
2,アメリカが世界に先駆けたバンチ・リードブロックとは

「クイックのブロックは早く」のセオリーを覆す

 アメリカの五輪制覇には三つの新戦法があった。その一つは二人制サーブレシーブの開発だ、と前号で説明した。では、あと二つの新戦法とは何か。結論から先に言う。それはまったく新しい発想によるブロックシステムと、徹底的な情報分析である。今回は、そのブロックシステムについて考えてみたい。
 近代バレーボールとは、言い換えればコンビネーション・バレーボールのことだろう。攻撃におけるコンビの主軸は・B・Cクイックで、この速攻に左右の平行、時間差、バックアタックを絡めて攻撃を組み立てているのはどの国も同じだ。これをディフェンス側から言えば、速攻を封じ込めることこそ、勝敗を制する最重要課題だ、ということになる。クイックを抑えれば、攻撃は単調になり、ブロックの的が一気に絞り込めるからだ。だから、(クイックに対する)ブロッキングにどの国も多くの時間を費やしてきた。
 アメリカ以前−ロス五輪で金メダル獲得につながった新システムが完成するまで−クイックのブロックは、アタッカーと同じタイミングで跳ばなければ止まらないと言われていた。
「オープンは遅く跳ベ。クイックはできるだけ早く跳べ」
と教えられた人は多いはずだ。ベストのブロックで、相手の攻撃を一撃のもとにシャットアウトするために、忘れてはならないポイントである。クイックはその名称のとおり、速さとタイミングで相手を出し抜く攻撃だから、アタッカーのジャンプに一瞬でも遅れればシャットアウトは難しくなる。

49 :田中ミッキー:2001/07/21(土) 00:02
 ちなみにオープン攻撃はスパイカーに十分な助走、ジャンプを与えてベストの状態で攻撃させる。ブロックがそろうのも覚悟のうえで、2枚あるいは3枚のブロックがついても穴はどこかにあると考える(あるいはブロックの上から打てると判断する)。そこをねらってスパイクする。ブロッカーはできるだけためて、スパイカーがコース変更できなくなる瞬間までジャンプを我慢することが要求されるわけだ。これが「オープンは遅く、クイックは早く」の言わんとする意味である。
 ところが、アメリカはこの(クイックに対するブロックの)考え方を根本的に覆す方法を編み出した。セッターのトスを見てからブロックに跳ぶようにしたのだ。つまり、空中で待っているクイッカーが、ボールがきたと判断して、スイングを聞始し、打つまでと、ブロッカーがトスの行方を見てから跳んだ場合の時間差はないと考えたのだった。この方法は、それまでと180度考え方を回転させていることにおいて画期的だといえる。なぜならば、相手のクイックをコート上にたたき落とす確率の低下は否めないからだ。
 しかし、アメリカはこう考えた。たとえ、シャットアウトはできないにしてもワンタッチを取って、チャンスボールにはできるのではないか。ボールの勢いを殺してレシーブできるのではないか。第一、アタッカーと同じタイミングで跳んでいては、時間差やオープンにトスが上がったときに、クイックに対応したブロックは確実に死んでしまうではないかと。
 こんな発想からリードブロックは考え出された。リードとはReadで、読む、理解する、見抜くといった意味がある。相手の攻撃法を見抜いたうえで対処するブロッキングということなのだ。
 さらにアメリカは、3人のブロッカーを中央にバンチ(Bunch=群れる、束になる)させて厚い壁を作り、中央攻撃をほとんど完ぺきに封じ込めた。アメリカのブロック・レシーブの連係から切り返す攻撃の成功率が飛躍的にアップし、そのことがオリンピック二連覇に大きく貢献したことはあえて説明する必要がないだろう。

50 :田中ミッキー:2001/07/21(土) 00:03
 二人制サーブレシーブで中心的役割を果たしたのは、キライとバージンズだったが、リードブロックのシンボルとなったのは、スティーブ・ティモンズとクレイグ・バックだった。私が対戦した選手の中で、ブロックの個人的能力が最も高かったのはソ連のアレクサンドル・サービンだったと思うが、リードブロックに関しては、バックに勝る運手をいまだに知らない。
 アメリカはデータによる戦力分析においてもすぐれているが、それによると勝敗を分けるのはスパイク率とブロック率だそうである。(サーブレシーブを除く)レシーブ率がいくらよくても、前記の二つの分野の成功率が低いと世界では勝てない。レシーブ率がよいだけのチームが世界一になった例はないのだそうだ。世界的な大会での日本のブロック率と順位の相関関係は、アメリカの分析の正しさを裏づけているといっていいだろう。
 背が低く、手の短い日本人にとってブロックは本来苦手なプレーに違いないが、ブロックの改善なくして世界に立ち向かうことはできない。ところが、ほとんどの指導著が選手個人の能力に頼るだけで、組織だったブロックシステムには手をつけていない状態ではないかと思う。
 私事でおこがましいが、私自身も監督2年目までは同じだっだ。当時は富士フィルムの黄金時代で、まったく歯が立たず、対策に苦慮したものだ。考え抜いたあげくに、打倒富士を果たすには三橋、岩島の中央攻撃を止めるしかないという結論に達した。その方法とは、自戦力を把握したうえでブロックとレシーブを緊密に連係させ、三橋、岩島の速攻を封じ込めることだった。このとき、ブロックに関してはリードブロックを基本とした。

51 :田中ミッキー:2001/07/21(土) 00:17
多種多様のブロッキング方法

 今回の渡米でも、技術面での最大の関心はブロックにあった。現地で時間が経過するにつれ、多くのブロックシステムがあることに気づき、驚かされたりした。その分類と特徴について簡単に触れておく。
●リードブロック(R)/トスを見てから跳ぶ。
●コミットプロック(C)/スパイカーと同じタイミングで跳ぶ。
●スタックブロック(S)/サイドブロッカーは、センターブロッカーのうしろで構え、クイックのあとの攻撃に備える。ブロックの個人能力にすぐれている選手を持つチームに有効。
●フロントブロック(F)/センターブロッカーは相手のセンタープレーヤーの正面に動く。
●バンチブロック(B)/3人のブロッカーは、ネットの中央に構える。
●スプレッドブロック(SR)/3人のブロッカーはセンター、レフト、ライトと離れて構える。両サイドからの速い攻撃に対して有効(センターブロッカーの動きとレシーブが間題になってくる)。
●トラップブロック(T)/罠をかける、ブロック体制。ワンパターンの攻撃に対して有効。
●スプリットブロック(SL)/間チャン(ブロッカーとブロッカーの間)を開け、ストレートと超インナーを止める。キューバのように超インナーの多いチームに有効。
◎バンチ・リードブロック(BR)/ブロッカー3人は中央で構え、トスの方向種類を見てから、ブロックする。中央攻撃に対して有効。

52 :田中ミッキー:2001/07/21(土) 00:18
 現在、世界の主流のブロック体系は、大きく二つに分けることができる。ひとつはバンチ・リードブロックで、アメリカ式のゾーンディフェンス。もうひとつは、スタック・コミットブロック、ソ連式のマンツーマンディフェンスのことだ。前者は3人のブロッカーがトスの上がったところにいち早く手を出していく。後者はマンツーマンシフトだから縦に重なったり、一人のブロッカーのうしろを通り越して移動することもしばしばある。とにかくねらいは一対一だ。
 それぞれ一長一短があり、どちらがより高等とは言い難いが、それぞれの戦法を編み出した両国と何回も戦ってきた私にはリードブロックの方がやりづらかった。ソ連式のブロックは一人時間差に弱く、大きくフェイントをかけて動けば、ノーマークになることもしばしばあったが、アメリカ式ブロックに対しては中央攻撃が通らず、こちら側の仕掛ける攻撃が限られてしまうのである。
 ソ連式ブロックは、サービンやパーべル・セリバノフ、オレーク・モリボガなど1枚でも2枚分の能力を持った選手たちがいたから威力を発揮した戦術だった。つまり、個人の技量に頼るところが大きく、そういった選手たちを持たないチームがまねをしてもほとんど意味がない。かえって混乱を招く結果に陥るだろう。
 背が低く、手の短い日本人にはスタックブロックは特に不向きだと、私は考えている。アメリカの情報分析によると、スタックブロックにおける成功率は他のブロック体系に比べると極端に低い結果が出ているそうだ。リードブロックにしても、指高のある選手に有利なことは確かだが、大竹秀之、南克幸クラスの選手にはぜひともマスターしてほしいプレーである。

53 :田中ミッキー:2001/07/21(土) 00:19
このプレーについて、イタリアの名センターブロッカー、ピエロパオロ・ルケッタがこう言っている。「アメリカの元監督、ダグ・ビィルが自分の所属するクラブチームの監督になったとき、本格的にリードブロックをやり出したが、ソ連式ブロックで育ってきただけに、難しかった。もちろん彼の言うことは100%納得できだが、教わるのが遅すぎた。若いときに習っていれば、もっといいブロッカーになっていただろう」
 リードブロックをことばで言えば、ボールの上がったところにいち早く手を出せばよいということなのだが、構え、横へのステップ、手の使い方など、すべてが従来の方法と違っている。現在のところ、日本選手はだれもできていない。リードブロックの意味を理解し、実践しようとするとき、すばやい反応をするために多くの反復練習が必要だということをルケッタのことばが教えている。
 ところで、技術の変革とはおもしろいもので、隆盛を極めた一大新戦法もやがて行き詰まる時期がくる。アメリカはバンチ・リードブロックでロス、ソウル五輪を制したが、バルセロナの準決勝においてはブラジルの両サイドの速い攻撃とパイプ(中央から仕掛ける速い、時間差のようなバックスパイク)にまったくついていけず、三連覇を逃した。その反省をもとにして生まれたのがスプレッド・リードブロックである。
 つまり、ひとつの戦法が生まれるとそれを破るために新しい戦法が生まれる。技術はそういったふうに進んでいくのであって、指導者には常に豊かな創造力が要求されているということにほかならない。

54 :名無し@チャチャチャ:2001/07/21(土) 03:11
続報きぼん

55 :名無し@チャチャチャ:2001/07/21(土) 04:55
age

56 :名無し@チャチャチャ:2001/07/21(土) 11:04
age

57 :名無し@チャチャチャ:2001/07/21(土) 11:09
理屈はいいから、勝ってくれ。

58 :名無し@チャチャチャ:2001/07/21(土) 13:16
自分やチームにトップの技術や理論を少しでも反映させたいと思ってる勉強家
なのよ、きっと。
俺も続報きぼーん

59 :名無し@チャチャチャ:2001/07/21(土) 16:56
文化スレに貼れば?

60 :田中ミッキー:2001/07/22(日) 00:47
>>59
リンクを貼れば済むところを、わざわざコピペしているヤツといっしょにするでない。ぷん!

61 :田中ミッキー:2001/07/22(日) 01:03
3,情報分析の重要性

データ分析が有効な作戦を生む

 さて、アメリカが持ちえた三つめの新兵器とは、徹底した情報分析だった。わたしのアメリカに対する興味の中で、最も高かったのがこのことである。理由の一つに、自分自身が不得手な領分で、バレーボールの戦略、戦術に情報分析を入れて、どう扱うのか見当がつかないこともあった。
 日本人は情報収集、分析適応能力において、著しく劣っていると言わざるをえない。第一、その習慣がなかった。試合の前に対戦チームのビデオを見て、一応の予備知識を頭に入れることは多くのチームがやっている。しかし、その見方は漠然すぎて、データによる客観性に乏しく、科学的側面に欠けているように思える。
 アメリカの指導者たちは、みずからコンピュータを操り、自分が欲しいデータを得るためのソフトまで開発する。そのために、コンピュータソフトの専門家と組んだりもするのである。わたしは、コンピュータが苦手で、コンピュータとバレー統計学に関する研究書の類をいくつかもらったが、まったく理解できなかった。
 ただ、コーチの所有するデータを見せてもらったとき、それが何を表しているかという傾向ははっきりわかった。ブロックに関する細かいデータを望んでいるコーチ、ローテーションごとの詳細なデータを欲するコーチ、あるいは全般的な統計にとどめるコーチ、チームによって、というより、監督の方針によってそれぞれ違う。

62 :田中ミッキー:2001/07/22(日) 01:05
 あるコーチが、一つの資料を見せながら、「これは選手に与える資科で、手もとには10倍のデータがある」と言ったことがある。正直言って、これではデータにおぼれて、的確な判断の障害になるのではないか、と危惧したものだ。しかし、詳細なデータを取ることによって、ゲームやビデオではわからなかったことが、数字に表れてくることは事実である。
 わたしが新日鐵の監督だったとき、こんなことがあった。2連覇をねらう日本リーグの序盤につまずき、後半に入った2戦目でJTと対戦した。ここで負けると100%優勝はない、という大事な試合だった。
 その試合の前のミーティングで、植田(辰哉)が「粟生沢(淳一)のBクイックの超インナーを止めないと勝てない」と言った。なるほど、わたしの記憶にもそれが強烈に残っており、ましてネット越しに直接ブロックに跳んでいた植田の頭には、その印象しかないようだった。
 しかし、データを見ると様子がだいぶ違っていた。超インナーはわずか3本だけで、70%はストレートかターンに打たれている。わたしは、「エースプレーヤーの得意のコースを一本止めるのは、数字に表れる以上の効果があるが、データをしっかり頭に入れて、対処するように」と忠告を与えた。それが効いたのかどうか・・・。その日の植田の活躍はすばらしかった。この1勝が逆転優勝への大きな第一歩になった。
 このように、試合に出ている選手の記憶(印象)と事実には隔たりがある場合が多い。このギャップを埋め、しかも選手が納得できるように是正するのがデータだと思う。

63 :田中ミッキー:2001/07/22(日) 01:06
 データ(統計)が自チームの分析に役立つことは言うまでもないだろう。しかし、逆に、データに惑わされることもあるので注意が必要だ。アメリカのある大学チームは8人のスタッフを擁し、試合中のデータを熱心に取る。、データは遂次、集積されベンチに集まってくる。タイムアウトになっても、まだ監督はそのデータを分析している。やがて、タイムアウト解除のホイッスルが鳴って、やっとひと言、ふた言、指示を与えるのだ。これでは的確な指示は与えられないだろう。データに振り回される、よくない例である。
 データは数限りなくある戦術の選択肢を有効に選び出す手がかりになる。サーブのとき、どこをねらったらいいのか、アメリカではベンチからサインを指示する場合が多い。これも印象に頼らず、データから事実をすくい上げて決定されている。
 ブロックフォーメーションやレシーブフォーメーションは、対戦チームのローテーションごとに決められでいく。今、仮に日本とアメリカが対戦するとしよう。日本のローテーションは、レフトに荻野(正二)、センターに南(克幸)、ライトにセッターの松田(明彦)、中垣内(祐一)がバックからバックアタックを仕掛ける態勢だったとする。
 アメリカ側のデータには、このローテーションでそれぞれが打ってくる確率は、荻野65%、南5%、中恒内30%とある。特にサーブレシーブが完ぺきにセッターに返った場合には、70%の確率で荻野を使うことがわかっている。アメリカのブロックは、ボブ・サムエルソン、ブライアン・アイビー、ダン・グリーンバーム(セッター)。サーバーはわざとイージーサーブを打つ。もちろん、完ぺきなサーブレシーブがセッターに返ることを想定しているのだ。
 荻野はレフト側から65%インナーを打ち、20%がストレートに打ってくるというデータもある。荻野のストレートスパイクには、威力がないことをアメリカは十分に知ったうえで、ストレート側を空け、サムエルソンとアイビーがトラップブロック(罠にかけるブロック)で待ち構えている。当然、ストレート側には、レシーブのいちばんうまい選手を配置しておくのだ。

64 :田中ミッキー:2001/07/22(日) 01:07
 このようにアメリカは綿密なデータを処理して、作戦を立てているのである。もっとも、見ているほうには情報分析法の活用法と成果はあまり鮮明に見えてこない。結果としてうまく対応していたなとわかる程度だが、内実はそんなにあいまいなものではないことがよくわかる。この事実に触れたとき、わたしはアメリカの五輪2連覇の秘密が半ば以上理解できたような気がした。
 ソウル五輪の決勝戦。アメリカ対ソ連。何セット目のどの時点だったか細かい記憶はないが、アメリカのサーブのときだ。ソ連側の強烈なスパイクが、カーチ・キライの懸命に差し出した腕を弾いて、サイドアウトになったシーンがある。
 だれの目にも、ソ連の攻撃がただ単純にアメリカのブロックを突き破った、と映ったはずで、キライがレシーブミスしたと思われるような易しいスパイクではなかった。しかし、アメリカベンチのダンフィー監督は、跳び上がってキライに何か言っている。キライは、と見ると申し訳なさそうにダンフィーに謝っているのだ。
 わたしは、一瞬何のことか、訳がわからなかった。しばらくして、キライは何かチームの約束事を守らなかったのだと想像したが、はたしてそのとおりだった。アメリカで情報分析法に触れて、その想像はようやく確信に至ったのである。

65 :田中ミッキー:2001/07/22(日) 01:09
日本人のデータ嫌い

 話が前後するが、日本人の統計に対する弱点は日本リーグの各賞の選定基準にも表れているように思う。
 スパイクに例を取ってみる。ある選手が次のような結果だったとする。[打数10・決定本数5・ブロックされた本数3・ミス2]。この選手の場合、日本リーグにおいては50%の決定率で上位にランクされる。
 しかし、アメリカでは効果的決定率という数宇をより重要視する。その数式とは、決定本数からブロックされた本数とミスの和を引き、打数で除する。前記の選手の場合、効果的決定率は、{5−(3+2)}*10ということになる。
 つまり、日本リーグの決定率はブロックされようが、ミスしようがまったく意に解さない数字だということができる。国際試合において、他チーム以上にミスの少ない、キメの細かいプレーが要求される日本選手、その中心選手たちを育てる最も権威のある大会だけに、一考されてもいいことだと思う。
 日本リーグの統計に関しては、他の部門でもしかりだ。ブロックに関しては止めるだけでなく、チャンスボールを取ったときも何らかのポイントをカウントすべきだと思うし、2枚、もしくは3枚で止めたとき、手に当たった選手だけを記録するのでなく、アシストブロックもカウントしたほうがよい。こういった統計法を取り入れることによって、ブロックに対する認識が変わってくるかもしれないのだ。
 サーブに関しても、今のままではジャンプサーブの選手が上位を占めるのは当然である。戦略上、ジャンプサーブを奨励するのなら納得もできるが、それにしてもポイントしか記録しないのはおかしい。相手レシーブを崩すことがサーブの重要な意義である以上、その崩した効果が表れる統計法にすべきではないだろうか。
 レシーブ賞にいたっては、記者投票。なるほど、勝負どころの一本のファインプレーが、数字に表れない効果を生み出すことは認めるが、それにしてもデータの裏付けはあったほうがいい。猛打賞に関しては、まったく価値のない、理解しかねる賞だと思う。バックスパイク賞ぐらいに変更したほうがいいと考えるのだが、どうだろう。
 日本人の指導者の多くは、あまりにもみずからの経験と勘に頼りすぎているように思える。データを重視して、というよりデータの取り方を知らないと言ったほうがいいかもしれない。
 すべてを理論的に解決しようとするアメリ力人と、職人肌の匠を尊ぶ日本人の国民牲の違いと言ってしまえばそれまでだが、どんどんアメリカナイズされている現代の若者気質を鑑みても、措導者の意識改革は必要なはずである。
 かといって、日本人の特質(思いやり・協調性・犠牲的精神など)を軽んずる気持はまったくない。むしろ、捨ててはいけないものだと思っている。倭の心を失わず、洋の理論を持ったチーム作りこそが、世界に伍していくためのキーポイントになるとわたしは思っている。情報分析とは、つまり、孫子の兵法でいう「敵を知り、己れを知れば百戦して危うからず」と同じことなのである。

66 :名無し@チャチャチャ:2001/07/22(日) 10:12
いい!ためになる。
田中ミッキー、ありがとう。

67 :名無し@チャチャチャ:2001/07/22(日) 10:35
田中ミッキー。
これは何年ごろ、どういう媒体で発表したものなの?

68 :名無し@チャチャチャ:2001/07/22(日) 22:08
田中ミッキーを擁護するわけではないが、いい加減にしないとイタイ目に
あっちまうぜ。事実或いは事実でない事でも公の場であるネットで
個人名や個人と特定できる名前を指して誹謗中傷すると名誉毀損罪
(刑法230条)と侮辱罪(刑法231条)に該当するよ。
これは刑事事件だからね。警察に届を出せば警察介入になるから
とことん追い詰められるよ。そんな小さな事で警察は動きゃしないさ
なんて思ってると危ないぜ。最近は小さな事が発展して殺人などに
なってるから警察も以前ほど甘くない。
プライバシーの侵害は民事事件だから警察の直接介入はないけどさ。
特に田中ミッキーの名前を何度も書いてるおばかさんに関しては気を付けな
ここはリモートホストなんか分かりャしないなんて思っていても
それは素人の事、警察が介入すればそんなの簡単にわかる事。
もう少し自らの身のふりを考えたほうが身の為だぜ。

69 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 01:05
>>67
94〜5年の月腫れ

70 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 21:02
>>68
勉強不足で申し訳ないが、どのあたりが誹謗中傷となるのか教えてもらいたいものです。
著作権侵害というなら理解できるけれども。
仮に著作権を侵害しているとしても、この場合自分の考えとして述べたものでは
なく、きちんと田○幹保氏の意見である事はこのスレを読んだ人には伝わっている
はずなので、細かい事を言うとそれも当てはまらないのではないかと思います。
多少綱渡り気味である事は否めないけども。
68氏も親切心で書いてくれたのであろうとは思うので、ありがたいと思うべきでは
ありますが、個人的には田中ミッキー氏のレポートをもっと読みたいと思います。
繰り返しますが、これは68氏を非難してるのではありません。純粋に質問と
個人的な見解であります。

71 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 21:05
>>70
68はコピぺ荒らしだよ。昨日は手当たり次第に書き込んでいた(鬱
だから、気にすることはないと思われ。

72 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 21:05
68はコピペ

73 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 21:57
なーんだ、そっか。ありがと。

74 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 22:23
>>70
著作権者にことわりなく書いてるんだったら、
思い切り侵害してるよ。
それは勘違いしないように。

75 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 22:29
出典は明らかにしないとマズイと思われ。
リンクを貼るだけなら、著作権の侵害ではないと思われ。

76 :67:2001/07/23(月) 22:37
>>69
ありがと。ちょっと前に書かれたモノっぽかったから、
そのあと4,5年してどう見解が変わっていったか、
探してみようと思ったんだよ。まったり探すわー

77 :名無し@チャチャチャ:2001/07/23(月) 22:42
>>75
69に書いてあるでしょ。

78 :名無し@チャチャチャ:2001/07/24(火) 00:14
>>77
著作権法的な話なら、それだけじゃ全然たりんよ。75じゃないが。
75が逝ってるのはそういうこったろ。

79 :田中ミッキー:2001/07/26(木) 00:12
4,アメリカのバレー事情と練習法

常にバレーを楽しむ姿勢

 今回は技術から少し離れて、アメリカの現在のバレーボール事情と練習方法の一端を紹介する。日本の指導者たちにとって何らかのヒントになれば幸いである。
 全米には1000のクラブチーム(バレーボールのみ)があるそうだ。このうちトップレベルの技術を追求しているのは10チームほどで、残りはレクリエーションバレーにすぎない。私が滞米中にお世話になったスポーツパフォーマンスチーム(シカゴ郊外、ウィーンフィールド)は、全米でもトップクラスの実力があり、監督兼オーナーのリック・バトラー(Rick Butler)氏はナショナルチームのアナリストとしての実績を持つ指導者である。
 クラブは18歳以下の選手だけで構成され、女子約150名、男子約40名で年齢別に4チーム(18歳・17歳、16歳・15歳、14歳・13歳、12歳以下)に分かれている。練習時間は週に3、4日で一日3、4時間程度である。体育館には常設コートが4面、ウエイトトレーニングルームがあり、屋外にはサンドコートが4面ある。
 練習は年齢別に行われ、コート4面をフル活用し、選手は休むひまなくメニューを消化する。日本のようにコートの外で声援を送りながらボール拾いをするケースはまれで、実戦に即した密度の濃いハードな練習内容が続けられていく。印象的だったのは、選手たちがそれにもかかわらず常にバレーを楽しむ姿勢を忘れないことだった。

80 :田中ミッキー:2001/07/26(木) 00:15
 クラブの年予算は約20万ドル(交換レートを1ドル=105円として、約2100万円)で、主な収入源は選手からのコーチ料である。コーチ料は、女子選手の17・18歳で1500ドル、16・15歳で1300ドル、14・13歳で900ドル、12歳以下で400ドル、そして男子選手は700ドルとなっている(いずれも年間コーチ料)。遠征費、ユニフォーム代はそのつど、別に徴収される。
 このクラブのほとんどの選手たちは、大学でスカラシップを得るために、練習に励んでいるといってもいいだろう。大学のスカラシップは一大学あたり、男子4・5名、女子は12名のワクが認められている。
 男子バレーより、女子バレーを強化しようとしている大学が圧倒的に多く、その比率は1:4にもなるという。クラブの女子選手たちは毎年全員が大学のスカラシップを獲得して進学していく。
 ほとんどの選手は5年間スカラシップを受け、免除額は一人6万ドル〜7万ドルにもなるそうだ。年間2000ドルを3〜4年間チームに払えば6万ドル以上のスカラシッブを受けられることになる(スカラシップが高額な大学例えばUSCでは年間4万ドル〜5万ドルにもなる)。
 こういった理由から、クラブチームには女子選手が多く、他の州から移ってきて同クラブに適う選手もいるほどなのだ。

81 :田中ミッキー:2001/07/26(木) 00:18
 大学の女子バレーはたいヘん人気があり、留学している有名外国人選手も数名、見かけた。ディビジョン1を見ても女子は250校ほどあるのに比ベ、男子はわずかに60校ほどで、それも強い大学は西海岸に集中している。女子バレーの観客動員数、マスコミの取り上げ方も男子バレーとは比較にならない。
 私がお世話になった年(1993年)の大学男子バレーのシーズンは1〜5月までで、全米を三つに分けて、まずそれぞれの地区で予選(1〜4月)が行われ、それぞれの地区の勝者(西部地区からは2チーム)による四強トーナメント方式で、NCAAチャンピオンシップ(全米大学チャンピオン決定戦)が5月に行われた。
 アメリカの大学スポーツはNCAA管埋下にある。一年で試合は32試合、活動は22週、そして練習は一週20時間以内(試合は3時間に換算される)という厳しい規制がある。各大学の監督は、報吉書をNCAAに提出し、そしてNCAAは規定が正しく守られているか調査を厳密に行う。
 こういった規定は、第一に選手たちが本業である学業をまっとうできるように、第二にすべての大学が同じ条件で戦えるように配慮されたものである。そのために、練習は一日2〜3時間ほどで墓礎練習はほとんど行わず、ゲーム練習ばかりであった。

82 :田中ミッキー:2001/07/26(木) 00:20
 監督は、とにかくよく褒める。練習後も選手を個別に呼んでコミュニケーションを図るし、また選手も向上心、集中力、そして目的意識を持って、みずからひたむきにバレーに取り組み、試合前の対戦チーム分析もビデオやデータを基にして詳細に行っていた。こういったことが、若いときから習慣化されているところにアメリカバレーの強さの一因があるように思われる。
 西地区のチームはほとんど見たが、逸材が多いのには驚かされた。しかし、ほとんどの生徒は卒業後バレーをやめ、仕事に専念するそうである。現在、あるいは将来のアメリカが抱える最も大きな間題がここにある。イタリアのようなクラブチーム、日本のような企業チームがないために、多くの逸材を持ちながらも大学卒業後の育成ができないのだ。
卒業後、バレーで生活するためにはナショナルチームのメンバーに選ばれるか、外国のクラブでプレーするか、プロビーチバレー選手を目指すしかない。すでに実力のある選手はよいが、素質はあっても実力を備えていない選手は、卒業の時点でインドアバレーを断念するしかないのが現状である。
現在は、ダグ・ビィル氏を中心に、1997年プロリーグ開設に向けて活発に動いているようであるが、実現すれば未完の選手の育成にもつながり、アメリカが再び世界のトップに返り咲くのは確実だ。

83 :田中ミッキー:2001/07/26(木) 00:23
ウエイトトレーニングと徹底した実戦練習

 それでは、アメリカにおける練習法にも触れてみたい。現地では、クラブチーム、大学チーム、ナショナルチームの練習を見ることができた。それぞれレベルも違うのでこれがアメリカ式であると断定しづらいが、特に共通していると思われるものをあげておく。
 まず、言っておかねばならないことは、ウェイトトレーニングを重視することだろう。メニューはもちろん選手によって個別のものが与えられ、それぞれが消化していく。質、量、方法ともにチームによって少しずつ違うが、どのチームも年間を通して計画的に強化を図っていることは同じだ。特に大学チームの設備はすばらしく、最新器具をはじめ、あらゆるものがそろっている。トレーニングルームは十分なスペースがあり、数名のトレーナー、ドクター、セラピストがいて、完ぺきな体制がとられている。
 「技術カアップには、筋力が不可欠である。筋力さえつけば、技術の習得は容易である。ミュンヘンの男子選手は、長身ですばらしい体力を持っていたのに、今のナショナルチームは細い選手が多い。日本にはすばらしい技術を持った選手が多いが、試合では長続きしない。集中力がなくなる。また多くの選手はけがとの戦いで試合に臨み、満足に実力を発揮していない。すべてが筋力不足のなせる業である」とリック氏に言われたときは、複雑な思いがしたものだ。
 次に、実戦を想定した練習が主であることだ。リック氏のクラブチームを例にとってみよう。
 このクラブの体育館には、コートが4面常設してあり、各コートにコーチを配置し、選手たちは休む間もなくメニューを消化していくことは前段でも述べた。日本の高枝生にあたるチームには、60人ほどの選手が在籍しており、監督は事前に選手個々の技量を図り、クラス分けをしてある。

84 :田中ミッキー:2001/07/26(木) 00:25
 例えば、図のようなフォーメーションで段階的に実戦練習を課していくわけだが、1から徐々に動きを激しくしていき、4・5・6では点数をつけ、ゲーム形式で緊張感を持たせてやる。負けたチームには、罰則が科せられる。6人対6人のときも基本的には同じだが、AチームとBチームの間にどうしても力の差がある場合、得点を5−0からスタートさせたりもするが、最もポピュラーなやり方はウォッシュと呼ばれる方法である(6)。
 Bチームがサーブを打ち、Aチームは一本目を決めれば、続けて二本のチャンスボールをもらい、これをすべて決めて1点になる。Bチームは一本目を決めたとき、もしくは一本目をAチームに取られても、二本のチャンスボールを切り返して決めたときに1点になる。Aチームがサーブレシーブからの一本と、チャンスボールの一本の計二本、Bチームが一本の場合はウォッシユとなって点数が入らない。
 ウォッシュのパターンは、数限りなくあるし、自分たちでくふうもできる。要は戦力差によつで加減していけばいいということだ。こういったゲームを想定し、常にプレッシャーをかける練習が主になっている。選手もこういったゲーム形式の練習を好み、けんかになるのではと思えるほど、お互いにミスを責め合い、そんな雰囲気の中で切瑳琢磨していくのだ。
 アメリカの大学チーム(全米ベスト8)の選手個々のレシーブカは日本の高校生にもおよばない選手がほとんどだが、ゲームになれば能力以上のプレーをやってのけたりする。このことは相手のくせを読む習慣、またレシーブの方法、位置などを実戦練習で訓練されていて、体が覚えてしまっているからにほかならない。この実戦練習中心主義が、アメリカの勝負強さにつながっていると、確かに感じたものである。
 リック氏のクラブで感心したことを最後に付け加えておこう。このクラブでは8歳から18歳までの選手がいて、それぞれの年齢(筋カ)に合わせて練習を課すのだが、低年齢のクラスには、ほとんどスパイクを打たせない。理由は、当然スパイクを打つだけの筋力ができていないからである。
 日本では事情が違って、小学生から勝ちを義務づける指導者が多い。子どもの将来性、ナショナルチームの強化から見て、この両国の違いは一考察あってもいいと思うのだがどうか。いずれにしても、アメリカ式のトレーニング、バレーを楽しむ精神のありさまは日本の指導者に突きつけられた重要課題だと思わずにはいられない。

85 :名無し@チャチャチャ:2001/07/26(木) 10:24
age
がんばれ田中ミッキー

86 :植田:2001/07/26(木) 10:27
そのへんにしとけ。

87 :田中ミッキー:2001/08/07(火) 00:38
5,ブラジルの秘密兵器『パイプ』

スパイクの基本はオープン

 今回は、現在のバレーボール戦術に絶対欠かせない、バックアタックについて書いてみたい。
 この攻撃法は、1960年代後半から使われだし、ミュンヘン五輪(1972年)のあと、ポーランドが積極的に取り入れ、完成の域にまで高めた。この戦法をチームの中軸として切り回したのが、トーマス・ヴォイトビチという選手だった。
 ポーランドは、1974年のメキシコ世界選手権、1976年モントリオール五輪に優勝して一時代を築いた。
 その後、バックアタックは特殊な技術ではなく、ごくあたりまえに使われるようになり、二人制サーブレシーブの定着とともに(バックアタック絡みの)コンビの種類が飛躍的に増えた。
 最近では、ブラジルがパイプという中央攻撃を開発し、その結果、多方向のバックアタックシステムともいうべき戦法が生まれ、注目されている。パイプに関しては後述するが、バックアタックの戦術に触れる前に、私自身のスパイクについての考え方を簡単に記しておく。

88 :田中ミッキー:2001/08/07(火) 00:39
 スパイクの基本は、あくまでもオープントスを打つことにある、と私は考えている。オープントスが打てるようになれば、クイックはすぐにでもこなせる。
 しかし、オープントスをしっかり打てるようになるのはそう簡単ではないし、時間もかかってしまう。人問はともすれば易きに流されてしまう。華やかでかっこいいクイックの練習ばかりして、オープントスの練習を怠る指導者や選手のなんと多いことか。歴代の世界チャンピオンチームを眺めてみると、オープントス(とりわけ二段トス)がきちんと打てるエースを例外なく擁していたことがわかる。
 言い換えれば、そういったエースを育てることが、世界一になるための必要条件なのだ。このことは、データがはっきり証明しているのだが、ここでは詳述しない。
 ところで、一つのチームで二枚のエースを擁するのは至難の技と言ってもいい。どのチームも一枚のエ−スで苦労する。それなら、後衛からも打たそうという発想が生まれるのは自然の成り行きに違いない。
 もちろん純粋に戦術として取り入れてもいるのだが、バックアタックの大流行の陰には、案外、二枚のエ−スが用意できないための苦肉の策、といった要素も強い。
 それでは、バックアタックの長所について述べてみる。まず、ネットから離れたところから打つのでブロックのタイミングがとりづらい。次に、バックアタックはコース打ちが容易にできることだ。
 図1、図2を見てもらいたい。(レフト側からの)前衛でのスパイクとバックアタックを比較してみると、前衛からのほうが数段、厳しいコース打ちを要求されることがよくわかる。
 また、二段トスを打つ場合、ネットから離れた場所から上がってくるトスほど難しいのだが(ネットの線に対して、トスの角度が90度に近くなればなるほど難しくなる)、バックアタックの場合はその角度が比較的緩和されて、打ち易くなるということもできる(図3)。

89 :田中ミッキー:2001/08/07(火) 00:41
 そしてもう一つ。これは、日本人プレーヤーと外回人プレーヤーとの比較にもなるが、バックアタックは外国人の肉体的なハンディキャップを補う役割も果たしている。
 先に示した図の中の例えば1のとき、しっかりしたコース打ちをするためにはできるだ
け上に跳ぶ(ブロードジャンプしないこと)ことが要求される。そのためには強じんな下半身が必要で、しかも空中で自由になる軟らかい肩も待ち合わせていなければならない。
 関節が硬く、下半身の弱い外国人手たちにとって、二段トスを打ちこなすプレーは最も苦手なプレーだった。現在の世界のバレーボーラーを見ても、前衛で二段トスをしっかりコース打ちできるプレーヤーは少ない。それほど高度なプレーなのだ。昔は得点するときにはどうしても必要なプレーだったが、バックアタックがそれに取って代わった。
 つまり、バックアタックの利点はブロックのタイミングが合わせづらく、容易にコース打ちができ、外国人選手の苦手なプレーをなくしたということにまとめることができる。
 ところで、前衛の二段トスがバックアタックに取って代わられた結果、世界のスパイカ−たちは総じてコース打ちができなくなったという、奇妙な傾向が出始めた。高さと馬カに頼るスパイクがまん延し始めたのである。現在の日本のエ−スも例外ではない。高さと馬力の勝負になっては、日本がますます不利になることは目に見えている。
 コース打ちをしっかりできるエ−スを育てることが、日本が世界に伍していくために、避けて通れない条件になっていると思うのだがどうか。

90 :田中ミッキー:2001/08/07(火) 00:43
流れは全員攻撃に向かう

 先述したように、二人制サーブレシーブが開発されてからバックアタックをコンビの中に組み入れ、多様な戦術戦法が編み出されるようになった。
 そして最近では、タイミングもどんどん速くなってきている。バックアタックを仕掛ける場所は、日本では3ゾーンに分けているチームが多いが、外国チームの多くは4ゾーンに分け、実際の攻撃は、5か所から仕掛けてくる(図4)。
 バックアタックは、本来ライト側からの攻撃が主だったが、バルセロナ五輪以降注目され、今では多くの国が取り入れているパイプと呼ばれる中央攻撃がある。
 この攻撃を効果的に使うには両サイドからの速い攻撃が不可欠で、さらに時間差ぐらいの速さ、タイミングで仕掛ける必要がある。と同時に、相手側に読まれ、3枚のブロックがつく可能性があり、たいへん危倹なプレーであることを忘れてはならない。
 あるチームは得点をしたいときにパイプをよく使っていたが、タイミングが遅く、ほとんど3枚のブロックがついていた。もちろん思惑どおりに得点できるわけがない。いくらパイプが世界の流れとはいえ、模倣だけに走る悪い例である。
現時点では、ブラジルが最も効果的にこの攻撃を戦法化しているが、セッターのマウリシオ・リマが繰り出す両サイドヘの速いトスに、相手ブロッカーがくぎづけになるため、パイプの効果がより大きくなっている。
つまり、パイプはセッターの能力に負うところが大きいので、少々レシーブが崩れても速い平行が上げられるように、日ごろから注意して練習しておかなければならない。バックアタックのタイミングは予想以上に速くなってきており、前衛の攻撃かと見まちがうときすらある。バックからのクイック・時間差の組み合わせが見られるのも、そう遠いことではないだろう。パイプの開発は、技術革新の大きな潮流の中の一つの出来事だと言える。バレーボールの攻撃は、明らかに全員攻撃の方向に向かっている、と言える。

91 :田中ミッキー:2001/08/07(火) 00:44
 各国ともに二人制レシーブ体制を敷き、ジャンプサーブのときのみ三人制レシーブを敷く。従来はレシーブに参加した選手は、バックアタックは仕掛けなかったものだが、最近はどのチームも、4人攻撃ないしは全員攻撃が常識になってきた。
 あたりまえの話だが、ブロックはどんなに頑張っても3枚しか挑べないのだ。それに対しで攻撃側がアドバンテージを得ようとすれば、必然的に全員攻撃の発想が生まれてこようというものだ。
 しかし、ここで一つ問題点も生まれてきた。攻撃が気になるとサーブレシーブがおろそかになり、レシーブそのものが崩れることが多くなる。その結果、逆に攻撃が単調になるケースが増えてきたのである。
 二人制サーブレシーブのところでも述べたことだが、このレシーブ体制は返球率の向上にあり、それに追随してバックアタックの効力が増してきたのである。バックアタックを引き出すために、二人制サーブレシーブがあるのではない。ここを誤解しているチームを多く見かける。
 サーブレシーブの返球率を向上させて攻撃の選択肢を広げ、変幻自在に使い分け、攻撃の成功率を上げることこそ本来の目的であるはずなのに、バックアタックに拘泥するあまり、逆に攻撃の幅を狭くする結果に陥ることもしばしばなのだ。
 そういうチームに対しては、相手ブロックはバックアタックをいち早く読み切ることが容易だ。いや、攻撃の前にみずからサーブレシーブを崩し、自滅するケースすらある。
 バックアタックは4枚攻撃、全員攻撃を目指すためには必ず必要とされるプレーではあるが、危険性を多分に含んでいることを忘れず、自チームの力、特にセッターの能力開発を十二分に行ったうえで、戦力化していきたいものである。

92 :名無し@チャチャチャ:2001/08/07(火) 00:50
NEO VOLLEYBALL−ISM〜21世紀の潮流を探る[アメリカ・イタリアに学ぶ]
 田中幹保

>>35-40 1,頂点を極めたアメリカバレーの秘密
>>48-53 2,アメリカが世界に先駆けたバンチ・リードブロックとは
>>61-65 3,情報分析の重要性
>>79-84 4,アメリカのバレー事情と練習法
>>87-91 5,ブラジルの秘密兵器『パイプ』

93 :名無し@チャチャチャ:2001/08/07(火) 09:42
田中ミッキー、あなたは良い人だ。勉強になる。
でもあまり目立たないようにsage進行で行きたい気もする。

94 :名無し@チャチャチャ:2001/08/07(火) 09:43
結果的にあげてしもた。
アホだ

95 :名無し@チャチャチャ:2001/08/08(水) 23:18
ミッキー素晴らしい〜。
根性主義の一般的日本の指導者と違いすぎる。
理論派すぎて選手の頭がついていけないかも。

96 :田中ミッキー:2001/08/08(水) 23:47
6,イタリアのプロリーグ

世界の一流どうしがしのぎを削る

 昨年の11月1日にイタリアに入り、当地のバレーボールを約7か月見ることができた。今回は技術的側面からは離れるが、イタリアのバレーボール事情について触れてみたい。
 イタリアが、ソウル五輪以降、世界のトップレベルにのし上がったのは、国内プロリーグの充実にあることは疑う余地のない定説である。現在のイタリアにはA1(14チーム)、A2(16チーム)のプロ・リーグとB1(42チーム)、B2(82チーム)、Cのアマチュア・リーグが組織されている。
 シーズンは9月から4月までの約8力月間だが、前半はナショナルチームが編成されているため、各チームともに主力選手を欠いたまま戦いのスタートを切る。シーズン中はイタリア・チャンピオンシップ、イタリアカップ、ヨーロッパカップと称されるクラブチームの各種大会が、同時に行われていく。
 このうち、イタリアカップとヨーロッパカップはA1、A2とBの上位チームによるトーナメント方式の大会で、通常われわれがイタリアのプロ・リーグと解釈しているのはチャンピオンシップと呼ばれるリーグ戦のことである。そして、このリーグ戦が現地では最も権威のある大会ということになっている。

97 :田中ミッキー:2001/08/08(水) 23:50
 14のA1チームは、イタリア北部に集中しているが、地城と密接な関係を保っている。試合方式はホーム&アウェイで、まず2試合総当たりの予選リーグ戦が行われる。一つのチームの対戦力ードは13とおりあって、合計26試合が試合数になるわけだ。
 この予選リーグの上位8チームが、準々決勝に進出する権利を得る。組み合わせは、(予選)1位対8位、2位対7位、3位対6位、4位対5位。ここを勝ち上がって準決勝に進むには先に2勝しなければならない。準決勝は1位対8位の勝者対4位対5位の勝者、2位対7位の勝者対3位対4位の勝者が対戦する。このラウンドで先に3勝したチームが決勝に進出し、決勝戦では3先勝したチームがやっと優勝にたどりつく。
 試合は原則的に週2回で、日曜日と水曜日に行われる。試合数の多いチームでは1シーズンで60試合も消化することがあるそうだ。もちろん、この計算の中には前述したイタリアカップ、ヨーロッパカップの試合数も含まれている。それにしても、たいへんな数字である。現在の日本の実業団チームは、せいぜい30試合前後だろうから二倍近い試合数をこなしていることになる。
 私はイタリア滞在中は、ミラノにあるミラン・ボレー(Milan Volley)にお世話になった。このチームについてイタリア各地を転戦し、多くのA1リーグを観戦したが、とにかく、世界のトッププレーヤーの多さには驚かされた。

98 :田中ミッキー:2001/08/08(水) 23:56
 特に上位の6チームのメンバーを眺めてみると、世界大会かと思えるほど充実している。主な選手については一度海外ニュースで紹介したが、重複を承知でもう一度列記しておく。まずミランには、イタリア・ナショナルチームのゾルジ、ルケッタ、ガッリがいて、アメリカのストーク、ブラジルのサムエルが参加している。シシリー・トレビッソにはトフォリ、ベルナルディ、ガルディー二、ネグロン(ブラジル)、ズヴェルフェル(オランダ)。

99 :田中ミッキー:2001/08/08(水) 23:57
デイ卜ナ・モデナにはカンタガッリ、ピッピ、リマ(ブラジル)、オリフベル(ロシア)。メヒコノ・パルマにはジャーニ、ブラッチ、グラビナ、ゴウベイア(ブラジル)、ブランジェ(オランダ)。ポルト・ラベンナにはブッロ、フォーミン(ロシア)、ガビオ(ブラジル)。イグニス・パドバにはパシナート、サペーガ(ロシア)、グルビック(セルビア)。
 オリンピック、世界選手権、ワールドカップの三大大会と比べても、決して見劣りしない一流プレーヤーが名を連ねていることがわかる。彼らが約8力月のシーズンを通してぶつかり合うわけだから、試合の内容が世界のトップレベルにあることは言うまでもないだろう。
 イタリアの強さの秘密がここにある。つまり、ハイレベルな試合に勝る練習はないということで、イタリアの選手たちは最高の環境に恵まれているということである。同じことが、このリーグに参加している外国人選手たちにもあてはまる。バルセロナ五輪のメダルを獲得した上位3チーム、ブラジル、オランダ、アメリカのスタメン18名のうち、なんと15名がイタリアリーグでプレーしていた事実がそのことを明確に実証している。
 プロチームは、ジュニアチームも持っていて、若手の育成にも力を注いでいるのだが、ここでもハイレベルな環境が大いに役立っている。ミラノでは三人の選手がジュニアチームとかけもちだが、連日世界のトッププレーヤーと練習し、試合していることになる。世界一のコーチの教えより、実際の対戦、実際のプレーが、どれほど有意義かはあらためて言うまでもないだろう。

100 :田中ミッキー:2001/08/08(水) 23:58
 ジャーニのトレード科がなんと4億円

 気になるA1リーガーたちの年収は、平均で400万から700万円だそうである。最高はフォーミンの6500万円(年棒が高騰していたときに3年契約を結んだので、次回更改時には3000万円ほどになる見込み。外人選手の契約には〃金プラスアパートプラス車プラス航空券〃などが含まれている)。
 ミラノチームのゾルジ、ルケッタ、ストーク、サムエルはほば同額で2700万円。ただし、ゾルジはナショナルチームや個人契約しているスポンサーからの収入を含めると、倍額以上に跳ね上がる。
 彼らの収入が高いのか低いのか、ちょっと判断に苦しむところだが、一般的なイタリア国民の年収が120万円ほどだというから、やはり高額収入に違いない。3年ほど前には年棒契約金が異常に高騰して、トップクラスは1億円にも達していたが、イタリア経済の悪化があり、現在のレベルに落ち着いているようだ。
 余談だが、ブラジル協会はイタリアに選手を出す際、選手一人当たり3000万円ほどのレンタル料をとるそうだ。ある協会関係者が、「ブラジルは、イタリアの金とシステムを使って(バルセロナ五輪で)金メダルを取った」と、冗談とも本音ともとれる話をしていた。
 今シーズンのA1リーグは、すでに終了して、トレビッソがミラノを破って優勝した。現在は、ストーブリーグが真っ盛りで、各チームともに新しいチーム作りに向けて余念のない日々を送っているようだ。
 ポイントは、来シーズンはプレーしないことが決まっているブラジル選手(アトランタ・オリンピックまでブラジル協会がプレーを禁止した)の穴をどうするかということで、補強に努めようとするチームと、それにつけこんで、少しでも選手を高く売りつけようとするチームとの間で、虚々実々の駆け引きが繰り広げられている。
 選手のトレードの際には、協会で決められた選手評価額算定法(年齢、ナショナルチーム在籍年数などを勘案)に沿って金額が決められることになっているのだが、最終的にはチーム間で決着する。

101 :田中ミッキー:2001/08/08(水) 23:58
 現在最も高い評価額(移籍料)の選手はジャーニで、4億円にもなるのだそうだ。所属チームのパルマは、ジャーニとブラッチを放出して経営危機を乗り切ろうとしているのだが、苦しいのはどこも同じで最終的には2〜3億円で決着する見通しのようだ。
 そのジャーニを、今シーズン優勝したトレビッソが獲得に動いている。さらにトレビッソは、ネグロンの抜ける穴にフォーミンをもってきたい意向もある。もし、この二つのトレードが実現すればとてつもないチームが出来上がることになる。
 セッターがトフォリ、センターにガルディーニとジャーニ、エースがベルナルディーとズヴェルフェル、そしてセッター対角にフォーミンが入る。正に世界最強、〃バレー版ドリームチーム〃といってもいいだろう。
 親会社のベネトンは金は出すといっているようだが、戦力不均衡を理由に他のチームが猛反対。さらにナショナルチームのベラスコ監督の要望で、外人選手枠が1チーム一人になりそうな雲行きもあって、どうやら実現は難しくなってきたようだ。
 最後に、イタリアのバレーボールが興行として、どのくらいのものかを示す話をして今回の稿を締めくくりたい。
 ミラノチームのオーナーは、今回の選挙で一大旋風を巻き起こしたベラルルスコーン氏だったが、首相就任後に勇退した。同じクラブにサッカーの名門チームACミランなどもある。クラブはビジネスとしてのうま味はなく、節税対策、社会への利益還元、広告価値の意味合いが強い。この世界では親会社の赤字をチーム所有権の売却料、選手の移籍料で埋め合わせることが頻繁に行われている。ジャーニのトレードは、その好例である。
 昨年のミラノチームの実績、観客動員数は6万4810人で一試合平均2160人にすぎない。収益は3500万円で、これも一試合平均に直すと116万円にしかならない。チームの年間予算が5億円だということから考えても、独立採算にはほど遠いことがよくわかる。
 しかし、ミラノチームはまだよいほうで、A2のチームにいたっては外人選手も雇えないのが現状である。こういったイタリアプロリーグの現状、また、日本における実業団スポーツの相次ぐ休・廃部を見たり、聞いたりするとき、ちょっと寂しい気にさせられる。
 それは、しょせんスポーツは裕福な国や優良企業の下でしか発達しない、富と余裕の副産物でしかないのか、ということである。

102 :名無し@チャチャチャ:2001/08/10(金) 10:19
sage進行きぼー
まったりと続けてほしい>田中ミッキー

103 :名無し@チャチャチャ:2001/08/10(金) 20:26
ソ連崩壊前にアメリカと比べ街並が暗いなんてはっきりいっていた人なので国際感覚にもすぐれている人だと思うがグラチャンが深夜放送だと寂しいものがある.
イタリアも相変わらずサッカー1色でバレーの話は出てこないのだが。

104 :名無し@チャチャチャ:2001/08/15(水) 23:45
良スレage

105 :名無し@チャチャチャ:2001/08/16(木) 10:17
ミッキー、さすがにネタ切れかな?
もっと面白い話を聞かせておくれよ。

106 :田中ミッキー:2001/08/23(木) 22:29
7,アメリカ復活のカギを握るスプレッド・ブロック

ブラジルの『パイプ』粉砕の新兵器

 アメリカのバルセロナ五輪3位という成績は、バレーボール関係者には埋解できても、一般大衆へのアピールは、あまり高くなかった。アメリカ人は、どうも金メダル以外は評価しないようだ。
 それだけに、現在のアメリカのバレーボール関係者は危機感を抱いている。持に、次回のアトランタ五輪(1996年)は自国開催で、プロ化を控えていることもあって、絶対に負けられない大会だという認識で一致している。
 そんな時期でのアメリカの不振(今年度のワールドリーグB組4位。しかも、参加12チーム中、唯一勝ち星が一つもなかった)は、相当なショックを関係者に与えたようだ。
プロリーグ開設責任者であり、プローモーターでもあるダグ・ビィル氏は、現在のナショナルチームの戦いぶり、監督の能力不足を酷評している。
「現監督は、歴代のナショナルチームの監督の中で最も長くそのポジションについているが、若手を育てたわけでもなく、新戦法を作り出したわけでもない。戦力はまったく変わっていないばかりか、むしろ悪くなる一方である」
 ビィル氏はもちろん、ロス五輪のアメリカチームを率いた金メダル監督である。
ナショナルチームの人事権に刀を持つ同氏の発言を受けて、関係者の間では「アトランタ五輪の前に監督が代わるのでは?ダグ・ビィルが再び監督をやるのでは?」という憶測が飛び交っている。

107 :田中ミッキー:2001/08/23(木) 22:30
 ことの成り行きはともかく、バルセロナ五輪以降、強化委員会の打ち出した強化策が順調に消化されていないことだけは確かなようだ。
 今回はその強化策の中の具体的戦法の一つ、スプレッド・ブロックについて述べてみたい。
アメリカの五輪2連覇(ロス=1984年ソウル=1988年)の原動力が、二人制サーブレシーブとリード・ブロックの開発、徹底した情報処埋にあったことはすでに述べた(3、4、5月号参照、)。
 ところが、3連覇を目指したバルセロナ五輪(1992年)では、ブラジルの速い攻撃に、惜しくも大偉業達成を阻まれてしまった。
主軸のカーチ・キライを欠いたこともあったが、新戦法は常にメンテナンスが必要で、それを怠れば、もはや新戦法でも何でもないという勝負の世界の非情な一面をものぞかせていたと言える。
 つまり、アメリカの新戦法だった『バンチ・リード・ブロック』をブラジルの新攻撃システム『左右の速い攻撃とパイプ』(8月号参照)が打ち破って、新たに世界制覇を果たしたということになる。
 世界の頂点に立つ国は、必ず破壊的な武器を携えているものなのだ。アメリカがアトランタで再び王座に返り咲くためには、ブラジルの攻撃をたたきつぶす、新しい武器を開発しなければならない。
その開発計画の中軸が、三人制サーブレシーブとスプレッド・ブロックだが、この稿では三人制サーブレシーブには触れない。

108 :田中ミッキー:2001/08/23(木) 22:32
リード・ブロックとスプレッド・ブロックの違い

 スプレッド・ブロックとは、3人のブロッカーがそれぞれレフト、センター、ライトと離れて構え、中央、左右、すべての攻撃に十分対応しようとするシステムである。
 バンチ・リード・ブロックは、中央に3人のブロッカーを集めて、相手の速い中央攻撃を封じ込め、相手の攻撃を単調にし、レシーブからの切り返しに絶大な効果を発揮した。
スプレッド・ブロックは、ブラジルの全方位攻撃にほんろうされた、アメリカの防御システム(バンチ・リード・ブロック)を発展・展開しようという意図がよく読み取れる。
 スプレッド・ブロックを説明する前にリード・ブロックのディフェンス範囲について述べておく。図1を見てもらいたい。
 レフト、センター、ライトのレスポンシビリティーゾーン(責任守備範囲)は、それぞれ3mだが、リード・ブロッキングゾーンは、サイドブロッカーが4m、センターブロッカーは、6m〜7mと考えるのが通例だ。
 センターブロッカーが、ほぼネット中央に構える。
サイドブロッカーは、アンテナから2〜2.5mの位置に構え、1ステップ(サイドステップかスウィープジャンプ)で、外からの攻撃に必ずつけるようにする。ノーマークで、決してスパイクされないようにしなければならない。
 リード・ブロックゾーンを見ると、センターブロッカーの範囲が、サイドブロッカーの2倍近くある。センターブロッカーの両サイドヘの移動がいかにたいヘんで、重要かがわかっていただけるだろう。
1ステップでのジャンプはもちろん、ステップホップ、3ステップ、4ステップ(2ステップホップか1スライド3ステップ)といったステップワークと腕の使い方がポイントになってくる。

109 :田中ミッキー:2001/08/23(木) 22:34
 ブロックジャンプは、スパイクジャンプとはまったく異なる。ステップ、踏み切り、腕の使い方それぞれに違いがある。国際試合を見るチャンスがあれば、試合の流れを追うだけでなく、一流ブロッカーの動きにも注目してほしい。
主題からは多少それた話になるが、重要なことなのでリード・ブロックの基本的なポイントをいくつか書き留めておこう。
 まず、『構え』はネットに正対し、ひざを軽く曲げ、腕はひじが肩より落ちないように高く構える。ネットにあまりへばりつかず、上にも横にもすばやく反応できるように自然体に構えることが大事だ。
 『ステップ』は、基本的にライト、レフトとも3歩助走で1歩目は必ず外側の足から入る。レフト側は(右利きの選手には)逆足踏み切りになるが、それが苦痛でなくなるまで繰り返し反復練習する必要がある。
できれば上半身はネットに正対したまま移動し、そして最後の踏み切りはネットになるべく正対して行う。
 『腕の使い方』は、できれば構えのまますばやく横移動し、最後の踏み切りでは、スパイクをするときのような前傾姿勢や大きなバックスウィングは決してしてはならない。できるかぎり腕を使わないでその場ジャンプをする。
 『目の動き』も大事だ。必ず相手の攻撃者を確認し、目の端でスパイカーの動きをとらえながらボール・セッター・ボール・スパイカーと目で追っていく(私は180cmの選手と200cmの選手のブロック技術は違って当然だと考えている。
文中の「できれば」「できるかぎり」の表現はそういったニュアンスを含ませているつもりである)。
 日本のほとんどの選手(もちろん外国人選手にも多いが)のブロックは、スパイクを打つように移動し、ジャンプする。
高さを求めるあまりだと思うが、大きくバックスウィングした腕、ネットに対して直角に踏み込んだ体を正しい位置に戻しきれず、タイミングも合わせづらく、いわゆる形の悪いブロックがほとんどである。
 20の年前の東ドイツ(両サイドに高くほうり上げるようなオープントス主体。遅い攻撃が中心だった)相手ならいざ知らず、近年とみに速さを増してきた攻撃法に、対処できる跳び方とは思えない。

110 :田中ミッキー:2001/08/23(木) 22:36
 女子選手には、前記のような跳び方をしている選手はあまり見かけない。外国チームの中では、ブラジルの選手たちの中に多く見受けられるが、長い腕と豊かなジャンプカ、並みはずれたパワーでカバーしている。
彼らが正しい形をマスターすれば、より強いディフェンスが生まれるに違いない。
 スプレッド・ブロックは、簡単にえばリード・ブロックの長所を残しながら、コミットブロックを取り入れ、両サイドの速い攻撃にも対処しようというものである。
それぞれの特徴についてはに、前にも述べたので詳しくは4月号を読み返してもらいたいが、再度記しておく。
 リード・ブロックとは、相手のトスを見てからブロックに跳ぶ方法。コミット・ブロックとはスパイカーと同じタイミングで跳ぶブロッキングである。
 前者は3枚しかないブロック力を分散させず、結集して相手攻撃の力を減殺し、切り返しにつなげるのに効果があった。後者は乱暴に言えば一人一殺のブロックになる。外されれば、そこで一枚のブロックは確実に死んでしまう。
 スプレッド・ブロックの基本的なフォーメーションは、次のようになるケースが多い。スプレッド・ブロックのサイドブロッカーは、アンテナから1〜1.5mの位置に構え、サイドからの攻撃には絶対、振られ(ノーマークになら)ないように対処する。
 センターブロッカーがリード・ブロックで、両サイドに動く。構える位置、跳ぶタイミングの違いをライト側のブロッカーから記した場令Sr(スプレッド)/R(リード)/Sr(スプレッド)になることはまれで、一般的にはSr/R/Rになる。
 なぜならば、通常のセットアップポジションからはレフト側の攻撃が多く、(ライト)サイドブロッカーがリード・ブロックで対処していると、超高速のレフト攻撃に遅れるケースが出てくる。
それに比べて、ライト側の攻撃はセットアップも読みやすく、攻撃も単純で、リード・ブロックで十分に対処できるからである。
 ただし、ブラジルの速い攻撃にスプレッド・ブロックで対処すると、両サイドの攻撃に対しては1枚ブロックになるケースが多く、そのために、今まで以上にレシーブの重要性が増してくることは言うまでもないだろう。

111 :名無し@チャチャチャ:2001/08/25(土) 16:51
がんばれよage

112 :名無し@チャチャチャ:2001/08/25(土) 17:09
このスレはなるべく目立たぬようにお願いしたい。
田中ミッキー、次回も待ってるぜ!

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