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文化人類学の方法論

1 :安楽椅子の人類学者:02/03/23 12:03 ID:yAaNArMA
文化人類学関係のスレが立つと、すぐにスレに趣旨と違った理論や
方法論の話になってしまいます。これは人類学関係のスレが盛り上が
らない一因と考えられますので、ここで一括して議論しましょう。



2 :常に中出し@例外なし:02/03/23 12:07 ID:3j4Th+bk


3 :安楽椅子の人類学者:02/03/23 12:08 ID:yAaNArMA
とりあえず
「文化人類学の理論と方法」、「文化人類学の研究対象」
「文化人類学史について」、「文化人類学と現代思想」
このあたりの話題でいきましょか〜。
まず「人類学版を設置してくださいで」スレででてた研究対象の広がりと、
その方法論について、自分はあまり気にしてないのですが、
社会学などとの違いってあるのですか?特に現代社会の諸問題を
対象にしたときって?
文化人類学はいろんな学問を包括してるからが偉いんじゃ〜〜って
意見もでてましたが、そのあたりのことまず教えてください。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/23 16:29 ID:Dw9l/SXm
っつわれてもなあ・・・。
社会学との違いっつーのも、何となく差はあるんだけど
その辺は今や程度の問題だし。
現代社会の諸問題を対象にしたときのアプローチも
人それぞれだし。
こういうことを書くとまた外部からバカにされそうだなあ。
でもディシプリンの柔軟性みたいなもの(でもそこには何らかの
感覚的な一貫性があるのだが)が人類学の強みだと思うなあ。
うまく口では言えないや。すまそ。


5 :安楽椅子の人類学者:02/03/23 23:51 ID:Mcd67pyv
自分も>>4さんくらいにしか考えてなかったんですけどもね。
まあディルケイムとモースは叔父と甥の関係ですしね。
自分もバカにされるかもしれないですが、無学をバカにしてやってください。

でもやたらと「文化人類学は社会学や民俗学などを包括し〜」
みたいな人がいてるもんで。
そういえばモースで思い出したのですがモースの著作で『社会学と人類学』
って本が確かありましたね!?どんな内容なんですか??
読んでないのですいません。図々しいって怒られるかな??

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/24 00:39 ID:ZNgmUhkN
>>5 逆に社会学の方では、社会学が人類学や民俗学を包括してると
思っている人が少なくないよ。はたからみたら一緒さ。

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/24 01:36 ID:jKh76+hD
社会学>文化人類学>民俗学 って感じなんじゃない?
「人類学版を設置してくださいで」スレは社会学板と結合
するのは割合反論ないけど、民俗板にたいしてはボロカス
に反論してた人が結構いたしね。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/24 02:39 ID:ROJ6c34J
文化人類学の理論や方法論を考えるのが文化人類学だと
どこかのスレに書いてありましたが。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/24 03:49 ID:jKh76+hD
>>8
理論や方法論もその土台となる部分。例えばフェールドから得たデータなど
のことですけども、その土台となる部分について全く議論されることないでしょ?
例えば「■■地理学・人類学板・統一雑談スレ■■ 」で

いろんな国の民族衣装の事を聞きたいんだけど、?

ってあっても、全く反応ないじゃないですか。理論の前に自分が調べた
事例でなくても、ある程度の具体的な事例の提示や、事例からの理論や方法論
を出さないから、だ〜〜れもこの板で文化人類学に見向きしないんじゃないですかね?

あららスレ違いの発言になってますね。すいません。
ここでは理論と方法論でどんどんいきましょう!

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/25 01:02 ID:lr6LHT3S
 文化人類学者って構造主義をどのくらい理解出来てるのでしょうか?
神話の分析など、あれはレヴィストロースしか出来ないとも本で
読んだのですが。

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/25 01:50 ID:M/0zj553
>>10
プロパーの中にも「よくわからん」という人は結構いる。
でも、最近文化人類学がモダニティ批判に向かう中で
レヴィ=ストロース再評価の機運は高まってきたと思う。
「野生の知/栽培された知」という対立の建て方は、
ポストコロニアルの文脈で読んでもすごくおもしろい。

神話の構造分析については、確かに技芸的だけど、
やろうと思えば誰でもできる。けど、その分析の結果が
みんなばらばらになるというあたりが問題。構造分析
自体が「野生の思考」の実践なのだと考えれば、
実はそれは矛盾ではなくなるけど、そう言われて
納得する社会科学者はなかなかいない。


12 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/25 04:22 ID:5cghA0w5
>>11
ナニヲイッテイルノカサッパリワカリマセン


13 :11:02/03/25 11:23 ID:M/0zj553
>>12
10の質問に対応した形で書くと

・文化人類学者のなかにも「構造主義を理解できてない」と
 自ら言ってしまう人は結構いる。きっと理解してるつもりで
 ズレた解釈をしてる人も多いと思う。と言ってみるテスト。

・神話分析はレヴィ=ストロースしかできないわけじゃない。
 でも、その分析から、レヴィ=ストロースのように知的に
 「面白い」結果が誰でも同じようにひきだせるわけじゃないと
 いうあたり、「分析者の恣意的な読み込みがいくらでも
 可能なのでは? そんなものが本当に科学といえるのか?」と
 批判されてしまうという罠。


14 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/25 16:30 ID:XFwfXPeb
>>13
アリガトウ、ダイブワカリヤスクナリマシタ
デモ、カガクダトシュチョウスルヒトハイナイノデハナイカトオモイマス


15 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/25 17:06 ID:Nh7VghWi
なんか一見分かりやすい解説だが、
両方とも最後の一言で訳分かんなくなるな。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/25 18:35 ID:Ocvs1gTy
>>14
同時代のレヴィ=ストロース批判で一番多かったものの
ひとつが「構造分析には社会科学としての客観性や実証性
(≒検証・反証可能性)が欠けている」だったです。



17 :くま:02/03/26 14:14 ID:dJZCiiuV
ある生徒がポストモダン人類学者にどう答案を採点するか聞いたそうです。
その返事は・・・

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/26 14:57 ID:DacOQNnz
>>17
その返事は?

しかし、どうして下げばっかりなの?まあ確かに怪しげな雰囲気はしてますね〜。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/27 01:03 ID:0b4e/hPI
構造主義以外ってなにか方法論で〜〜主義ってありますか?
機能主義くらいですか?

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/27 02:07 ID:UZzjR3eF
構造機能主義
進化主義
新進化主義
マルクス主義
文化相対主義
文化唯物主義


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/27 09:57 ID:vUalKWxp
伝播主義とフェミニズムもいれといてください。


22 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 16:25 ID:W6aT9C+2
フェミニズムは社会進化論的な感じがするけど・・・・・

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 16:31 ID:Q3PRkRND
http://k.excite.co.jp/hp/u/president-ken/?pid=00

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 11:35 ID:Hrab8KOs
岩波講座文化人類学ってもう絶版?


25 :安楽椅子の人類学者:02/04/02 19:46 ID:Q6cjQGZS
 知らぬ間に沈んでる・・・・ここで質問、
文化人類学って社会科学系なんでしょうか?まああえて〜系って定義づけ
しなくてもイイのかもしれませんが、やってる人はどうなんでしょう?
客観性や実証性にどれくらいのこだわりを持っているかという視点から
の質問と思ってください。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 09:18 ID:RRE+fiTe
そのあたりは文化人類学者の中でも世代や理論的立場によって
結構意見の分かれるところだと思いますが、やはりクリフォードと
マーカスの「文化を書く」以前と以後で大きなギャップがあると
思います。「文化を書く」とその影響については、googleとかで
「ライティング・カルチャー」という単語で調べてくれれば、
だいたいのところが掴めるかと思います。

今脂の乗っている40代の先生方は、学生や院生の頃に「さあ、
いよいよフィールドワークに行くぞ」と意気込んでいる時期に
「文化を書く」を読んでぎゃふん、という経験をした人が多い
らしく、この世代以下では「客観性」という言葉を無前提に使う
人々はそうそういないような気がします。また、この本と
「文化批判としての人類学」が、文化人類学の社会科学から
文学への転回を決定づけたという評もあります。

一方「実証性」という言葉については、今でもそれなりに
こだわりがある人々が多いのも事実です。経験的事実と
客観的視点があって初めて実証主義が成り立つわけですから、
「客観性にはこだわらないけど実証性には拘泥する」というのは
言葉の定義からすれば「ねじれ」的な現象なんですが、その
理由について個人的に考えたのは、「多くの文化人類学者は
「この民族誌を読んで現地の人が納得するとは限らない
(=客観性の不在)が、同じ文化人類学者なら、この状況で
参与観察していれば似たようなことを感じるだろう(=実証
性の存在)」と思っているのではないか」ということです。

つまり文化人類学者にとっての「客観性」は、文化的他者との
相互理解可能性に賭けられており、この可能性については
比較的ストイックな態度を取る文化人類学者が多いのに対して、
「実証性」は同じアカデミアに属する研究者同士の相互理解
可能性に賭けられていて、後者については今でも「相互理解は
可能なのだ」という信念が一般的なのではないか、という
ことです。


27 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 13:26 ID:R+X2rbAE
つまり、人類学サロンという超マイナー・コミュニティの中で通用する
ローカル言語であればOK、ということか。

28 :26:02/04/03 14:58 ID:RRE+fiTe
正直言ってその傾向はあると思います。まあ文系学問全般
そうだっちゃそうなんですけどね。ただ文化人類学の
場合は、だいたい多くの研究者がディシプリン上の趨勢
みたいなものはひととおり押さえている感じがします。
とりあえず流行の話題には(肯定的であれ否定的であれ)
何か物申してみるサロンメンバーたち、という感じでしょうか。

隣接領域の社会学などは、人類学よりも全体のマスがあって
そのぶん中が細分化されているので、同じディシプリン内でも
そういった「ローカル言語」での会話が成り立たない
(あるいはあらかじめ放棄している)局面がしばしばあるように
お見受けします。極端な話、ジェンダー研究してる
エスノメソドロジストと産業社会学のサーベイ屋さん
とかの間には理論的接点がほとんどなかったりとか…。
文化人類学と社会学では「ディシプリン全体がタコツボか、
その下位領域がタコツボか」みたいな違いを感じます。



29 :27:02/04/03 16:13 ID:R+X2rbAE
>>28
あなたはタコツボのサロンでもいいと思っているの?
自分は、そんな人たちの仲間にはなりたくないけど・・。


30 :26:02/04/03 17:52 ID:RRE+fiTe
よろしくないと思いますよ。自分は正当なサロンメンバーとは
認められがたいテーマの研究をしてるらしいので、よけいにね。

それから、別スレの「人類学板を設置してください」には
書きましたけど、今の日本では文化人類学の地域研究化による
フィールド別タコツボ化という現象が進行していて(昔から
そうだったという説もある)、これなんかも長い目で見ると
文化人類学の将来にとってはマイナス要因なんじゃないかと感じます。

ただ、ほうぼうの研究会に出たり発表したりした経験では、
文化人類学者は他の文系諸分野に比べればまだ胸襟の広い方だと
思いますね。よく言えば自分の知らないことにも物怖じせず、
悪く言えば思いつきで、いろんなことを言うし意見交換する。
よそだと、ちょっと自分の関連分野とは違う話だと思われると、
後は「御説ごもっとも、今日は結構なお話を伺いました」で
終わってしまうことが多いような気がするんです。正直、
あれは力が抜けます。



31 :安楽椅子の人類学者:02/04/03 23:24 ID:jmmIsPZu
あの〜。本当にいろいろと勉強になるのですが、なぜにみなさんsageるんですか?
それが不思議で????

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/13 15:48 ID:dR8rO+7S
ついでにアゲ

33 :天満 ◆9P7lKBRY :02/04/18 13:29 ID:gfjrHNRU
あげ

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/19 00:34 ID:Rav5Ffhy
さげで質問。(いつもさげ進行のところに居るので)
2で挙がっている「文化人類学の研究対象」についてなのですが、
文化人類学の研究対象は、社会学や民俗学のものとどう違うのでしょうか?

「学」の分類の基準を理解していないので見当はずれな質問かもしれませんが是非。
「文化人類学って何?」と訊かれも、
感覚的に区別していて答えられなくて正直恥ずかしいのです…。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/19 06:58 ID:z8CU8Dli
>>34
建前的には、現代の人類学は非西欧社会に限らず
都市・医療・ジェンダー・科学技術などさまざまな
領域に展開しているということになっています。
ただ実態としては、日本国外で、非西欧の、非都市部の
地域をフィールドとして選んでいる人が大多数かと。

「学」の分類というのはロジカルな分析・定義によって
成立しているというわけではなくて、歴史的な成立過程
や分岐・融合なんかの都合によって、あくまで「現状で」
ひとくくりにされているカテゴリなわけですから、
あまりカンバンにとらわれなくてもよいのでは
ないでしょうか。たとえばアメリカでは民俗学と社会学は
かなり近しい関係にあるようですし、中欧などでは
民族学と民俗学の区別はそれほど明瞭でないと読んだ
こともあります。


36 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/20 09:10 ID:D+adb+rO
いまの日本の文化人類学のエースは誰なんですか?

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/20 10:23 ID:CccfTLuc
一般への知名度という意味では、昨年の9.11以来
都立大の大塚和夫先生がひっぱりだこのようですね。
また以下の本の執筆者には、理論系で日本人類学を
リードしている主要メンバーの多くが含まれていると
思います。

http://www.sekaishisosha.co.jp/mokuji/08942.html
人類学的実践の再構築


38 :天満 ◆9P7lKBRY :02/04/30 21:02 ID:ZYazTHEo
>>37
これが日本の人類学の最前線なの?

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/01 12:38 ID:vCS8dfyq
少なくとも「最前線の一部」であるのは確かだと思いますが。


40 :安楽椅子の人類学者:02/05/01 19:54 ID:gOrm9yR4
最近「知の欺瞞」って本出たけど、文化人類学の業界ではどんな反応??
まだ読んでないから自分は何とも言えないけど・・・・すいません
社会学や現代思想ほどは影響ないような気はするけども・・・構造主義
の出所だからね〜。人類学は。


41 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/01 23:48 ID:vCS8dfyq
そもそもソーカル論争についてあんまり知らない人が多いです。

レヴィ=ストロースによる群の理解は、アンドレ・ヴェイユとの
親交もありますし、かなりソリッドだとおもいますよ。少なくとも
「理系の概念を流用した思想の箔付け」という感じではないです。


42 :age:02/05/10 23:30 ID:JwJ1G4Pq
クリフォードの「ルーツ」って新刊が出ましたね。
私は人類学じゃないんだけど、ゼミのテキストとして早速読まされてます。
訳したのも毛利嘉孝さんとその子分たち。人類学は全然いない。
内容とか訳のされ方とかについて、人類学の反応が知りたいのじゃ。


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